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子育てお役立ち辞典

事故と応急処置<あんよ期>

1歳を過ぎると、そろそろひとり歩きを始める子も出てきます。“あんよ期”の子どもは運動量がぐっと増え、屋外での活動が活発になりますが、まだからだのバランスをうまくつかむことができず危険を察知する能力も低いため、交通事故や水の事故などを起こしやすくなります。ママが目を離せなくなる時期でもあります。

水の事故は家の中でも起こりうる

おぼれるというと海やプールを連想しますが、からだの小さい赤ちゃんや幼児の場合は、浴槽や洗濯機でも生命にかかわる水の事故が起こる危険性があります。お風呂場、洗濯機、トイレといった水まわりは危険箇所と考えて、子どもが近づかない工夫をする、水をためておかないといった予防策が欠かせません。

浴槽や洗濯機には水をためておかない

周囲に踏み台になるようなものを放置しない

風呂場やトイレのドアにカギをかける

洗濯機が回っているときは子どもを近づけない

風呂場では遊ばせない

海やプールでの水遊びの際は大人が目を離さない

応急処置

すぐに水から引き上げてください。多少水を吐いても、大声で泣き、意識がはっきりしているようならまずは大丈夫です。温かくしてしばらく様子を見てから、念のため病院(小児科)を受診しましょう。意識や呼吸がない場合はただちに心配蘇生法をしてから救急車を呼びましょう。

交通事故に気をつけよう

ひとり歩きができるようになると外遊びをする機会も多くなり、交通事故が増えてきます。子どもが自分で身を守れるようになるまでは、大人が目を離さないようにすることが大切です。

散歩・外遊び時の注意
道路を歩くときには必ず手をつなぐ/車道よりを歩かせない/道路では遊ばせない/駐車中の車のそばでは遊ばせない/交通ルールを小さいときから繰り返し教える

応急処置

止血法の基本
たいていの出血は傷口に清潔なガーゼを当てて圧迫すれば止まります。大きな傷や頭を強く打った場合には、すぐに病院(外科)へ運びましょう。
頭、顔、首からの出血
頭部は傷が浅くても血がたくさん出ます。出血しているところにガーゼを当てて圧迫しましょう。大けがのように見えても意外とすぐに血が止まることも多いですから、落ち着いて対処してください。
足や腕からの出血
足のつけ根、腕の上部の内側を手で強く圧迫しましょう。傷が深く出血が多いときには、足や腕の心臓に近い部分をしばります
指からの出血
出血している指の上方を親指と人差し指ではさんで圧迫します。出血部分を心臓より高く上げるようにしましょう

増えています!ベビーカーの横転事故

ベビーカーの事故で多いのが横転事故。大人が目を離している間に、子どもがベビーカーから立ち上がって横転したり、からだを乗り出し頭から転落したりするケースが多く、大変危険です。 また、持ち手に買い物袋をぶら下げている人がいますが、バランスを崩して倒れることもあるので、絶対にやめましょう。

救急車の呼び方を確認

事故が起こって赤ちゃんに緊急の治療が必要だと判断したら、まず大声で助けを呼びましょう。同時に、応急処置をしながら119番通報を行います。

局番なしの119番にダイヤルする

つながったら火事か救急か聞かれるので、「救急車をお願いします」と伝える

氏名、所在地と目標物、電話番号を伝える

子どもの状態を手短に伝え、応急処置の指示を受ける

監修/葛飾赤十字産院 院長 三石知左子先生


 

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