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あかちゃんほしい

妊娠準備には「基礎体温」チェックを

基礎体温表で妊娠のタイミングを知りましょう

妊娠するには、「排卵日」のタイミングをつかむことが大切です。なぜなら妊娠するには、生理周期に1回排卵される卵子が、精子と出会う必要があるからです。この排卵日のタイミングを知るのに最適な方法が、基礎体温の測定です。

生理開始日から基礎体温チェックを始めましょう

生理の開始日から検温を始めると、排卵日を前後して起こる基礎体温の高低差が分かりやすくなります。基礎体温の高低差は、約0.5度ととても微妙なもの。基礎体温専用の「婦人体温計」を使わなければ、正確に測定できません。
基礎体温表は薬局で購入できますし、インターネットでもダウンロードできます。

基礎体温チェックで大切なこと
  • 毎日起床したらベッドの中で検温する
  • 舌の下に入れて口を閉じて測る
  • 水銀体温計では約5分間、電子体温計では約1〜3分間じっと動かずに測る
  • 測定できない日があっても気にせず、気長に続ける
排卵日前後で体温変化はどうなるの?

基礎体温は、生理開始の翌日頃から生理終了後1週間くらいまでの期間は低く、この時期を「低温期」と言います。排卵日になると、さらに0.1度ほどガクンと下がりますが、その次の日から急に0.5度ほど上がり、生理開始日までの約2週間は「高温期」になります。
射精された精子の生存期間は2〜3日、排卵された卵子の生存期間は半日〜1日程度なので、排卵日の2〜3日前から排卵日の翌日までの間に精子と卵子が出会い、受精、着床ができれば、妊娠に結びつきます。

基礎体温以外にも排卵日を知る方法は?

・おりものの粘り気を見る
排卵日が近づくと、子宮頸管(子宮と膣を結ぶ通路)から卵の白身のような粘り気のある分泌液が増えます。触ってみて、糸を引くように粘るおりものがあれば、排卵日が近づいてきたサインです。

・排卵日検査薬を使う
排卵日が近づくと、脳の下垂体から排卵を促す「黄体化ホルモン」(LH)が分泌されます。
排卵日検査薬は、尿の中に出るこのホルモンを濃度を測り、排卵日を調べるものです。
排卵日近くになったら測定を始めてLHの濃度がピークになったとき、その約16〜36時間後に排卵が起こります。

・唾液を使った排卵期チェッカーを利用する
市販されている排卵期チェッカーは口紅型の小さな顕微鏡になっており、唾液の変化を観察することで排卵期の目安を知ることができます。

もっと情報!
基礎体温チェックで不妊原因が分かることも

基礎体温の低温期と高温期が、ほぼ同じくらいの期間できれいな2相に分かれていれば、ホルモンバランスもよく、排卵もできていると考えられます。
3ヶ月ほど基礎体温をチェックし、次のような傾向が見られたら注意が必要です。

(1)2相に分かれていない
排卵しないで月経が起こる「無排卵月経」の可能性があります。

(2)高温期が10日未満、または高温期に低温が混ざる
着床を準備させる「黄体ホルモン」の分泌に問題がある可能性があります。

(3)高温期が3週間以上続く
妊娠の兆候がないのに、高温期が長すぎる場合、内科的な病気が関係している可能性があります。

(4)低温と高温がバラバラ
生活が不規則で睡眠や起床の時間が一定していないと、基礎体温が正確に測れません。

(1)〜(3)に当てはまると、産婦人科を受診しましょう。(4)の場合は、まず生活習慣を改善しましょう。

妊娠検査薬を使うタイミングは?

妊娠すると、尿の中にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。
妊娠検査薬はこのホルモンの濃度を測ることで、妊娠を調べます。
ただし、受精してもうまく子宮内膜に着床できず、妊娠が成立しない「化学的流産」もよく起こります。

したがって、あまり早い時期に妊娠検査薬を使うと、陽性反応が出ているのに妊娠が確認できないことがあります。目安としては、生理が1週間以上遅れてから使うといいでしょう。妊娠検査薬で陽性反応が出たら、その翌週頃に産婦人科を受診すると、胎児の入っている袋(胎のう)が確認できます。この胎のうが見られれば、子宮外妊娠の心配は少なくなります。

「子どもが欲しい」と思ったら、早めに妊娠計画を

「結婚はしたけど、夫婦2人の生活も楽しみたいし、子どもはまだ先でいいわ」と考える人も多いでしょう。しかし、30代で結婚し「いずれは子どもを」と考えているなら、できるだけ早めに妊娠にトライしましょう。

30代後半になると、妊よう率(受精・着床する確率)はガクッと下がります。
その頃に「不妊かも?」と慌てて受診しても、不妊検査だけでもあっという間に1年以上過ぎてしまい、治療を含めれば2〜3年かかってしまうことも稀ではありません。
そして、40歳を過ぎると卵巣機能が低下し、妊娠がかなり困難になります。

芸能人や有名人の高齢出産や、進化する不妊治療技術の報道を見ると、「高齢出産なんて過去のもの。産む気になったらいつでも産めるわ!」と思うかもしれません。肌や気持ちは若く保てても、体の機能の老化は避けられません。
子どもを望むなら、ぜひそのことを頭を入れて、将来計画を立ててみましょう。

監修/三鷹レディースクリニック院長 天神尚子先生

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